工場見学に行ってきました！レナテック編

レナテックに行ってきました

今回は、KIP会ビジネス・チャンス開拓研究会の施設見学会にて、株式会社レナテックへ行ってきました。

半導体製造装置から始まった当社ですが、現在「ヘルスケア事業」「光触媒除菌脱臭事業」「半導体液晶関連事業」の3つの事業を展開されており、今回は「ヘルスケア事業」について施設見学をさせていただきました。（訪問日は11月28日です。）

KIP会「ビジネス・チャンス開拓研究会」とは

今回のような「工場見学会」、テクニカルショウヨコハマ等への「共同出展」の他に、「かながわバイヤーズ・ガイド(冊子・Web)」への掲載など、会員企業からご好評いただいています。
新規取引先開拓や自社の技術・製品の販路促進ご希望の方は、ぜひ当研究会にご参加ください！

交通手段等

場所は、神奈川県伊勢原市です。最寄り駅は小田急小田原線「愛甲石田」駅です。
駅から歩く場合は15分ほど、循環バスの利用も可能です。（レナテックの皆さまは歩いて通われているとのことです。）

レナテック工場見学の内容

内容は、以下のとおりです。所要時間はおおよそ2時間程度です。工場内は撮影不可です。

レナテックの会社説明
2グループに分かれて、施設内見学
（1）小型光触媒除菌（ウイルス、菌、カビ）脱臭機「レナレント」
（2）「メタロ・バランス」
犬猫用水素サプリ「いぬねこ水素」の説明
質疑応答

今回、見学した「メタロ・バランス」は、神奈川県内の中堅・中小企業が開発した優れた工業技術・製品を表彰される「神奈川工業技術開発大賞：未来創出賞」を2023年に受賞されており、2024年に神奈川県「ME-BYO BRAND」に認定されています。

株式会社レナテックの特長

2006年半導体製造装置からスピンアウトし、7名で始まった研究開発型ベンチャー企業です。
現在、「ヘルスケア事業」「光触媒除菌（ウイルス、菌、カビ）脱臭事業」「半導体液晶関連事業」の3事業を展開。いずれも巨大企業が参入している分野ですが、「社会に求められる企業」を目指し、新たなチャレンジを続けられています。

ヘルスケア事業
血液中の微量元素を測定し、がんリスク検査・認知リスク検査が可能な「メタロ・バランス」
光触媒除菌脱臭事業
工場・動物飼育施設・汚泥処理施設、店舗やオフィス、家庭用など、大型～小型までに対応した光触媒除菌脱臭機・装置
半導体液晶関連事業
安全性に優れ、環境負荷も低減されたリサイクル型フォトレジスト用剥離剤「PURMS」

「メタロ・バランス」でわかるがんリスク

男性：大腸がん、胃がん、肺がん、前立腺がん、すい臓がん、肝臓がんの6種
女性：大腸がん、胃がん、肺がん、乳がん、すい臓がん、肝臓がん、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんの9種

企業理念にある「民主主義の会社運営」について、具体的にご紹介いただき、見学された他企業の方は「社長選挙制度」に特に感心をもたれていました。

社長の定年制
社長選挙制度（役員による無記名投票→開票後速やかに破棄）
三親等の入社制限
エマージェンシー規程（給与カットは可処分所得基準）

見学した個人的な感想と経験談

実は、個人的に私が数年前から「メタロ・バランス」ユーザーでした。
今回、1ユーザーとしても詳細がわかる機会をいただき、大変嬉しかったです。『私の血液がこの機械で精査されていた』ことを目の前で確認し、人間が体の中に持っている金属要素のバランスから判定されている仕組みがよくわかりました。

「メタロ・バランス」は、少量の血液（6mlの血液中微量元素）から、がんリスクがわかるなんてすばらしい！と思ったことと、私自身の遺伝的な心配で始めました。始めて数年間、特に問題もなく、がんリスクが低いオールA判定でした。
ところが、昨年は大腸がん・今年は乳がんについて、A判定からB判定へ下がり、念のため病院へ検査に行ったところ、判定された原因がそれぞれにあり早期に対処できました。昨年分は今年A判定に戻り、今年分もすでに対処済みなので、来年はA判定に戻ることが予想されます。

自分でも気づかない何かしらの体の不調が初期にわかり、すぐ対処と短期間で改善できることは、育ち盛りの子どもがいる親としてはすごく助かります。今後も1ユーザーとして「メタロ・バランス」にお世話になります。

ご自身のがんリスクについて知りたいと思っている方は、「メタロ・バランス」はいかがでしょうか。
全国の提携医療機関で検査が可能です。