
神奈川インダストリアルパーク(ベトナムへの進出支援)
県内中小企業のベトナムへの進出支援〜神奈川県、KIP、関係機関による海外進出支援〜
神奈川県とKIPは、ベトナムの工業団地やレンタル工場と協力し、「神奈川インダストリアルパーク」として活用し、県内中小企業のベトナムへの進出を支援します。
神奈川インダストリアルパーク事業とは
県内中小企業の海外での生産拠点設置を支援するため、進出ニーズの高いベトナムにおいて、本事業に連携する工業団地に進出する県内企業に対し、県や公益財団法人神奈川産業振興センター(KIP)、関係機関等が進出の準備段階から操業後まで総合的にサポートするものです。なお、進出する県内企業は、工業団地から賃料や管理費等の減免などの支援がが受けられます。

入居企業のメリット
- 神奈川県や公益財団法人神奈川産業振興センター(KIP)、関係機関等から進出前から進出後まで一貫した支援が受けられます
- 情報提供、海外進出計画作成、資金調達、リスクマネジメント、現地政府等への申請等、多面的な支援が受けられます
- 現地政府機関からの支援が受けられます(※1)。
- 県内企業に対する支援(※2、※3)が用意されています。
- (※1)神奈川県とベトナム計画投資省とは、2014年7月に「経済交流に関する覚書」を結んでおり、同省はベトナムへ進出する神奈川県企業への支援を約束しています。
- (※2)賃料や管理費の減免等といった支援が受けられます。(工業団地によって支援の内容は異なります。)
- (※3)入居企業は、三井住友海上火災保険株式会社が実施するリスクサーベイ(火災、盗難等の調査)を無料で受けることができます。
入居に関して
入居に関する契約は、入居企業と海外工業団地開発業者等との契約となります。
支援の適用について
神奈川インダストリアルパーク事業で連携する工業団地を開発・運営する海外工業団地開発業者等と公益財団法人神奈川産業振興センター(KIP)がそれぞれ覚書を締結し、県内企業への支援の適用について定めています。
工業団地からの支援の適用を希望する県内企業は公益財団法人神奈川産業振興センター(KIP)に対し、支援の適用を申請する必要があります。
トータルサポート
ご相談から、進出に向けた事前調査、進出まで
《大まかな流れ》

併せて関係機関それぞれの強みを生かした支援を行います。
- 海外進出計画(F/S)作成
- 資金調達
- 現地政府等への申請
- リスクマネジメント
- 労務等の情報提供
- 現地ベンチャー企業の紹介
- 雇用支援・情報提供
専門家によるサポート
相談対応から現地情報の収集や実際に現地で行う調査まで(《大まかな流れ》参照)、メーカーや商社出身で海外進出をした企業支援に実績のある専門家がサポートします。
ベトナム進出勉強会
神奈川インダストリアルパークへの入居やベトナムへの進出を検討している、または興味がある県内中小企業を対象に、毎年勉強会を開催しています。
【主な内容】
・情報交換、課題・事例発表、パネルディスカッション等