工場見学に行ってきました！日産追浜工場編

日産自動車追浜工場に行ってきました

横須賀市にある、日産自動車追浜工場に行ってきました。
7月24日、当センターが主催した「日産自動車追浜工場」見学会開催～電気自動車などの先進運転技術に触れる実地研修～【経済産業省委託事業】のため、オフィシャル工場見学です。

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日産自動車追浜工場は、1961年に操業を開始し、今年で61年目。日産自動車の工場の中では、1番長く操業している工場になります。日産の工場規模感としては小さいとのことでしたが、それでも東京ディズニーランドで例えると3個分の大きさだそうです。

交通手段と駐車場

今回は、オフィシャルのため、日産自動車追浜工場よりバス送迎がありました。
京急追浜駅より、バスでおおよそ10分程度。追浜駅から歩く場合は20分ほどでしょうか。

同じタイミングで、一般のお客さまもいらっしゃいました。駐車場は完備されています。

工場見学の予約について

日産追浜工場の工場見学は、月曜～金曜の平日のみ。予約は3ヶ月前から受付開始で、定員は午前・午後各20名ずつです。（2024年7月現在）

実は、今回夏休み用にプライベートで予約を試みたあとでした。
2ヶ月前時点で、夏休み期間の予約はほぼ埋まっており、予約の難易度は難しめと感じました。受付開始の3ヶ月前に予約を取るのが確実だと思います。

「日産自動車追浜工場」見学会の内容

内容は、以下のとおりです。今回は、座学等の全てを含め4時間程度でした。
ゲストホールのみが写真撮影可能です。

工場長あいさつ
工場概要説明
工場見学
プレス→溶接→塗装→[組立]→[検査]→[輸送]
※後半の一部を見学しました。
工場の取組み、電気自動車の説明
ゲストホール展示物の説明

ゲストホールの展示で、工場ラインについて小さなオブジェで説明ががありました。
実際に、こんな感じの工場ラインを見学します。

最後のゲストホールの全体の様子です。

個人的に、ゲストホールで印象に残っているのが、ブレーキの仕組みが試せる展示です。
ブレーキペダルを踏んでブレーキが行われる挙動が、自転車と同じだということを初めて知りました。（もちろんタイヤを直接挟んでいません。あくまで「挙動が同じ」です。）
「ブレーキペダルを踏む行為」と「実際のブレーキがかかる」が全く繋がっていなかったため、勉強になりました。

日産自動車追浜工場の特徴

従業員数は2,721人（女性 3.2％）※2024年7月24日現在
追浜工場は、2010年世界初量産型電気自動車（EV）「日産リーフ」の生産を開始
現在の生産車は「日産リーフ」「ノート」「ノートオーラ」など
iFA（integrated Factory Automationの略）＝コスト削減活用として、業務効率化を常にトライ＆エラーで模索している。
導入済みのものとして、例えば、AGV（無人搬送車）^※の利用、組立KITの供給、省スペースに努めるなど、点・線の導線を全体の面として捉え、常に改善をはかっている。
※AGV（Automated Guided Vehicle）… 製品や資材を自動的に運搬することができる搬送車。

今回、日産自動車追浜工場では、AGV活用が目立ちました。見学ルートに走行が重なる場合は、障害物である私たちを検知・回避しながらの走行していました。
ラインの中では、サザエさんのBGMが数回流れ、作業者に注意を促しているようでした。

もっと詳細が知りたい方は、ぜひ日産自動車追浜工場に訪れてみてください。

見学する場合の注意点

ホームページにも「夏季は例年、外気温の上昇に伴い、工場内も気温・湿度が高くなります。工場見学にご来場の際は、暑さ対策をしてお越しください。」と掲載があるように、本当に暑いです。水分・塩分・冷却するものなど、できる対策はしっかり持参してください。お子さまがいる場合は特に気をつけてください。

今回のお土産

クリアファイル、GTR仕様のお水（キャップが素敵）

おまけ

午後の出発だったため、お昼は追浜駅近くの「横須賀美味物問屋うれしたのし屋」で食事をしました。
開店時刻前に到着したのにすでに大勢の方が待機しており、入店を諦めるところでしたが、すんなり入れ、驚きの早さで料理が提供されました。地産地消でとても新鮮かつボリューミーで大満足。あら汁がとてもおいしくて、お腹いっぱいでおかわりできないのが残念でした。