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スタッフブログ

経営相談
掲載日:2022年2月28日

株式会社リキッド・デザイン・システムズ~企業経営の未病改善アドバイザー派遣事業編(013)

企業経営の未病改善(※)サブコーディネータです。 ※企業経営の未病改善

 今回は、横浜市港北区にて医療・介護・保育分野にも利用できるセンサー技術で社会課題を解決する、株式会社リキッド・デザイン・システムズの代表取締役遠山さんと取締役の熊田さんからお話しを伺いました。

バイタルセンサーで社会課題を解決するヘルステック企業

企業紹介

 当社は、半導体開発企業で培った経験をもとに2008年に設立されました。当時、3次元実装ICLED特許を取得しライセンス供与に成功し事業化しましたが、創立後間もなくして国内は半導体不況となり、業況悪化。同時期は、介護士の過重労働や介護離職など、高齢化が進むことによる社会の問題が顕在化してきた時期でもあり代表の遠山さんは、当社の技術でこれらの社会課題を解決したいと考え、人の代わりに身体に非接触で利用者の体調を見守ることができるバイタルセンサー技術に着目し、研究の末、製品開発に成功、現在の事業を立ち上げました。その後、介護福祉分野におけるICT化を国が後押しし、様々な製品・ソフトウェアの開発・販売を開始し、現在に至ります。

独自の空気動圧方式で生体情報を検知するセンサー技術

 元SONYの技術者が発明した空気動圧によって精緻にバイタル情報を抽出する技術は、従来の圧力変異で電気信号に変換し出力する圧電センサーとは違って、呼吸や心拍の微体動を長時間にわたって正確に計測できる特徴があります。
 この性能が評価され、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(以下「AMED)が支援する「ウイルス等感染症対策技術の開発」事業において、2020年から2021年の間に複数の大手病院で、当社製品の介護log Med.が対策技術の一つとして実証実験に利用されました。医療従事者の感染リスク低減を目指して、Covid-19患者に対して専用クラウド経由で最大200床の患者を同時に遠隔モニターできます。

ユニークなテクノロジーでベビー&ヘルスケア向けの技術を開発し、お客様の製品開発をお手伝いいたします。

 当社では、独自技術を利用してお客様の製品開発を支援するモデルとして「モジュール事業」、「ライセンス事業」「OEMODM事業」の3つを事業展開しています。「モジュール事業」は、バイタルセンサーと一部機能(マイコン、BLE等)をモジュールとして提供し、お客様は周辺のみ開発することで製品開発期間を大幅に短縮することができます。「ライセンス事業は」、バイタルセンサー技術を知財パッケージとして提供して、お客様ブランドの自社製品開発を支援致します。「OEMODM事業」は、バイタルセンサーを含めたソリューション(完成品)として提供し、設計から量産までを相手先様のブランドで受託生産します。

 今後は、より小型で多機能かつ安価にすることを目論んでいますが、例えば、機能面では睡眠の深さのみならず、いびきや低呼吸を計測できる機能を追加していく予定です。製品開発のご相談は、下記リンクの当社ホームページ内からお問い合わせください。

 株式会社リキッド・デザイン・システムズHP

会社概要

社名:株式会社リキッド・デザイン・システムズ
所在地:横浜市港北区新横浜2-3-4 クレシェンドビル7階
設立:1971年91
資本金:8,200万円
電話:045-620-0703
会社URLhttps://liquiddesign.co.jp/

企業経営の未病改善アドバイザー派遣事業のご紹介

企業経営の未病改善アドバイザー派遣事業では、様々な分野の専門家に、無料で相談することが可能です。

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未病チェックアプリURL:https://www.me-byokeiei.jp/

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