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スタッフブログ

サポかな
掲載日:2020年8月17日

「サポかな」取材名言-横浜中心部の在宅勤務増でフードデリバリー売上5倍!スカイファーム(株)CEO木村拓也 氏

宅配管理ソフトには全国から引き合いが 

コロナ下の「非接触」を追い風に、ソフトウエアをクラウド経由で提供するSaaS(※)企業が急成長する中、今回ご紹介するスカイファーム株式会社[横浜市]は異色の存在だ。2015年に食事の配達代行で一人で創業した(つまり、デリバリースタッフも兼ねた)木村拓也CEO。

①注文 ②受注 ③配達管理 で構成されるデリバリーシステム[NEW PORT]を構築し、みなとみらいや丸ノ内のオフィス向け配達代行で存在感を増すも、コロナ禍で一転。
「在宅勤務者」をターゲットにしたところ、売上は5倍(!)となった。他のエリアからも事業展開を乞われた先に出した答えとは? ~「サポかな」10月号にご期待ください!(取材日:8月13日)

※ ソフトウエア・アズ・ア・サービスの略。これまで「システム」といえば顧客ごとに時間をかけて作り込んだが、SaaSはネット経由でソフトの機能を提供し月や年ごとに定額を徴収する。利用側は、初期費用を抑えすばやく導入できるため、中小企業や自治体に広がりつつある。

お届け先での評判も抜群!デリバリースタッフ

e-コマースが浸透し、人々は世界中の品物から選び、1円でも安いところから買う。そんな、遠くにあるものを遠くへ届けさせる時代に、もっと近くにいいものがあることをお伝えできたらと思っている。私たちが目指すのはNO1 ローカライジングカンパニー。地元のものを、地元の人が、地元の方にお届けする。

コロナ前の世界には戻らないだろう。「外食」が貴重なイベントとなり、「非対面」がスタンダードに。少し贅沢な有名店の料理をお届けするのが私たちのデリバリー事業だ。

起業当初は自分がおいしいと思った店の料理を受注できるシステムを作り、1人で友人の会社へ料理を運んだりしていた。

UberEatsという巨人がいるからこそ、Uberにはできない、私にできることが考えられる。

(三菱地所などの大手が株主に名を連ねることについて)
地所さんには3方向からアプローチした。1つは、ランドマークプラザのシェアオフィスに入居しているため、みなとみらいの「桜綱引き大会」に参加し、(マッチョな面々に比べ、私は全く戦力にならなかったとはいえ…)そこで親しくしていただき、事業計画をお話できた。

広尾や渋谷など、他の街からフードデリバリー事業を展開してほしいと依頼があったが、当社はデリバリースタッフの選抜、育成に時間をかけるためすぐには対応できない。そこで、自社で構築してきたデリバリーシステムの3点セットをクラウドサービスとして提供し、レストランのオペレーション負荷軽減に貢献しようと考えた。

世の中に快適な時間と空間をもっと多く提供する企業でありたい。

スカイファーム 株式会社

https://www.sky-farm.jp/
[事業内容]デリバリー・テイクアウト・スマートオーダー事業の運営、システム開発

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