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スタッフブログ

サポかな
掲載日:2021年10月 4日

「サポかな」取材名言~巣ごもり需要で年間1億2,000万円のヒット作! シンメイ 湯川社長(2)

決定権を持つには、業界での存在感を出すしかない。

弁当のおかずなどを入れる、側面がギザギザの容器(業界では「ハカマ」と呼ばれる)を製造する事業者は、惣一郎氏が入社した2000年ごろは日本に30~40社で、ほぼ零細企業だった(現在は10社程度に集約されているらしい)。
入社するや否や、下請けの決定権のなさに疑問を感じ、作り手・流通・エンドユーザーの対等な立場を目指した惣一郎氏。「決定権を持つには、業界での存在感を高めるしかない!」と売上規模拡大に邁進する。コンビニやスーパーの、商品サイクルが早い大口の注文に応え続け、今では国内に3拠点、海外に2拠点を構えるまでに(1つは神奈川県がベトナムで展開するインダストリアルパーク)。業界での存在感を確立した。

100%売れると確信した。

2012年、展示会に参考出展されていた「おりがみカップ」に出会う。食品容器の形状は既に出尽くしていると思われていたが、「おりがみカップ」はこれまでにない形状だった。畳めばカップ、広げれば皿という発想。上から均一に力を掛けても開かないため、重量物も入れられる。接着剤を使用しない立体成形で、「おりがみ」という世界に通じるネーミング。「これほど訴求力があるアイテムはない!100%売れる」と確信。特許の独占使用許可を得て、量産を開始する。

(5日のスタッフブログに続く)

「サポかな」10月号【原寸図鑑】、ぜひご覧ください。

株式会社シンメイ

  http://www.shinmei-pac.co.jp/

神奈川インダストリアルパーク事業活用企業


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