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スタッフブログ

サポかな
掲載日:2021年7月12日

「サポかな」取材名言 ~交通事故の芽を摘むアプリで、悲しむ人をなくす!  ジェネクスト笠原社長(2)

違反をなくせば、事故をなくすことができる!

2016年、逆転の発想で道路交通法違反検知システムの開発に乗り出す。既に世に出ていた違反検知システムのように、3つの「急」(急加速・急ブレーキ・急ハンドル)を警告するのではなく(笠原氏によれば、急ブレーキを踏まないことで運転手の判断が遅れるケースもあり、また現在のセーフティ・サポートカーならば、急ハンドルを切ることもないとのこと)、道路標識のルールを守ったかを重視。全国の公安委員会が管理する道路標識の情報をデジタル化し、準天頂衛星「みちびき」からの車の位置情報と掛け合わせて判断する。「違反」とするのは、警察の取り締まりレベルといった現実的な範囲だ。
薄氷を踏むような資金繰りを経て、2020年9月、アプリケーション「AI-contact」は世に出る。運転手がアプリを起動して運転すれば自動で運行履歴と違反内容が記録される、クラウド型車両管理システムの誕生だ。

「AI-contact Now」は、無事故の日、6月25日にリリースした。

国内の統計では、社用車10台以上保持する事業者における事故割合は10台に1台。どの事業者も、従業員の事故が企業に与えるリスク――安全(従業員、その他すべての人)、コスト(保険料、営業停止など)、信頼(ブランドの毀損、コンプライアンスなど)は計り知れない。そんな事業者向けの「AI-contact」は、発売直後から導入企業が急増。平均事故削減率は30%で、60%以上に削減された企業もある。モバイル1台当たりの月額費用(980円~)を大きく凌ぐ効果が出ている。
レポート形式の「AI-contact」から9カ月、この6月25日に発売されたのが、運転中に危険予測し警告する「AI-contact Now」だ。アプリが違反をリアルタイムで把握し、運転手に音声で警告する。[GPSの走行データ]×[道路標識データ]に、[運転手の走行データに基づいた運転特性]を掛け合わせ、常に最適化される仕組みだ。
業界初となる道路交通法違反防止アプリが実現したことで、笠原氏の目指す「事故のない社会」へ大きな前進となるだろう。

(明日のスタッフブログに続く)

ジェネクスト株式会社

  かながわビジネスオーディション2021 県知事賞受賞

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