ベンチャー
掲載日:2024年5月28日
スタートアップ成功の真実:顧客の「片頭痛級」の問題を見つけ出せ!
起業される前に読む、とっておきの1冊
皆さまは起業される前に、起業に関する本を読みましたか?「なかなか忙しくて本どころではない」という方にとっておきの1冊をご紹介します。
その名も、「スタートアップ」(ダイアナ・キャンダー著)
350ページありますが、読み始めるとあっという間です。
私自身も創業支援に関わる中で「ああ、まさにあの本で言っていたことだ!」と思うことがあります。長編のため、特に印象を受けたところをご紹介します。
スタートアップの成功の鍵は顧客発見にあり
- スタートアップの本当の使命は、すばらしい商品を作ることではなく、真の顧客を見つけることです。多くの起業家が失敗するのは、誰もその商品を必要としていないからです。人々が求めているのは、製品やサービスではなく、彼らの切実な問題の解決策です。
- 想像してください。顧客が毎日悩み、苦しむ「片頭痛級」の問題を抱えている様子を。その問題を解決する商品やサービスが現れたとき、彼らは喜んでお金を払います。この問題を見つけ出すためには、想定する顧客層に直接話を聞き、彼らの苦しみに共感することが不可欠です。
- その瞬間、顧客はあなたの話に耳を傾け、自ら進んで助けを求めてくれるでしょう。彼らの心に深く響き、共感を得ることで、スタートアップの成功は確実なものとなるのです。
引用文献:Diana Kander(2017年)『STARTUP(スタートアップ):アイデアから利益を生みだす組織マネジメント 』新潮社
いかがでしたか?ぜひ、参考にしてください。