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販路開拓
掲載日:2022年6月10日

【大連便り(54)】 金石万巷プロジェクト(旧 大連盛唐・小京都 日本風情文化商業街プロジェクト)を視察しました

大連市の金石灘国家観光リゾート区域内にある金石万巷プロジェクト(旧大連盛唐・小京都 日本人文化商業街プロジェクト。以下「小京都プロジェクト」)を視察しました。

 金石灘国家観光リゾートは年間約600万人が訪れる中国最高ランク(AAAAA)の観光スポットで、海水浴場や遊園地、博物館が点在しています。

 「金石万巷プロジェクト」は総敷地面積51.7万平方メートル、総投資額45億元の大型不動産開発プロジェクトで、商業施設、ホテル、別荘が建設されています。

 商業施設は、昨年8月に「小京都プロジェクト」として正式開業し、SNSで大きな話題となりました。

 開業わずか一週間で営業を停止した後、ロシア、モンゴル、韓国、北朝鮮など東北アジアを中心とした外国の特産品を扱うテナントが入居するなどの日本色が薄まるリニューアルが行われ、今年2月に営業が再開されていました。
 当初は日本各地の特産品を扱うアンテナショップが多数出展すると伺っていましたが、現在は一部の店舗のみとなっています。

 視察時は平日の昼間で閑散としておりましたが、端午節休暇(6/3~5)では多くの観光客が訪れていたとのことです。
 小京都として様々な注目を浴びた商業施設ですが、今後の行方も気になるところです。

商業施設の様子
日本の商品を扱う店舗の様子
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