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スタッフブログ

サポかな
掲載日:2022年1月 4日

「サポかな」こぼれ話~あんなとこにも?! こんなとこにも?!! サンコースプリングの定荷重ばね(1)

1952年に開発されて以降、文房具から家電、小売店の什器、住宅設備機器、自動車、医療用機器、半導体装置、建設機器、船舶、人工衛星に至るまで、幅広い分野で活用されているサンコースプリングの定荷重ばね「コンストン」。名前の由来はconstant force springで、引き出しても押しても、またそのストロークが長くても、常に一定の出力を得られるスプリングなのだ。
普段私たちが重いものを軽々と上下に移動することができたり、必要な時だけスッと取り出せたりする背後には、コンストンが仕込まれているのかもしれませんよ。

「サポかな」誌面では紹介しきれない情報をお届けします。
            (取材日12月1日) ―「サポかな」1月号【原寸図鑑】ぜひご覧ください。

小スペースで長ストローク。そして電力を使わず省エネ!!

線ばね(コイルばね)は線ばね自体のスペースが必要だが、コンストンは長尺のばねが小径のドラムに収まっているため、取り付けスペースが小さくて済む。ドラムから約1/2回転分ばねを引き出した位置から最大出力に達し、例えば写真の高さ44㎜の製品で出力は2.0㎏、高さ67㎜の製品では5.7㎏の出力を発揮する。引き出すと元の形に戻ろうとする方向に働く力を利用しているわけで、電気もガスも石油も使わない「ばね」。環境負荷低減に、省エネの動力として一翼を担っていくだろう。

(明日のスタッフブログに続く)

サンコースプリング株式会社

https://sunco-spring.co.jp/

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