サントリー「登美の丘ワイナリー」へ行って来ました
「登美の丘ワイナリー」のサスティナビリティ
この土地でぶどうをつくり続けて100年余り。広大な自家ぶどう畑で、土からつくり上げ、ひとつひとつ丁寧に育てたぶどうが手摘みされ、ワインに醸され、瓶詰されるまで、一貫したワインづくりを行っています。
ぶどう畑と送迎バス
太陽を沢山浴びているぶどうの房
登美の丘ワイナリーの新しい栽培技術
登美の丘ワイナリーでは、ワイン用ぶどうの「副梢(ふくしょう)栽培」という新しい栽培技術を導入しています。7月中旬ごろから気温の寒暖差で、ぶどうの糖度が上がり成熟が進みますが、近年の温暖化の進行により成熟が進みにくいという課題に直面していました。「副梢栽培」では、4月ごろに芽吹く新梢の先端を切除し、そのあとに芽吹く脇芽を育てることにより、ぶどうの成熟開始時期を気温の下がり始める9月上旬ごろまで遅らせて、11月中旬ごろに収穫できるようにする栽培方法です。この気候変動に対応する技術は、サスティナビリティ=持続可能性の取り組みと言えます。
プレゼンテーション
ワインテイスティング…G7広島サミットで登美の丘ワインが提供されたそうです。
気候変動への挑戦!
世界のワイン造りは、8000年の長い歴史があると言われ、日本での歴史は140年余りだそうです。日本のワインがいつまでも楽しめるように、このような取り組みを広めていただきたいです。
この副梢栽培や、テロワール(生育地の地理、地勢、気候など影響を与えるワインづくりに影響を与える要素)を意識したブドウ栽培やワイン醸造、また品種の個性を大切にしたワイン造りなど、これからも日本の新しいワイン造りから目が離せません。
設備貸与制度ぜひご利用ください!
設備投資の際は、ぜひKIPの「設備貸与制度」をご利用なさってはいかがでしょうか?「設備貸与制度」は、経営革新、創業に必要な設備、またカーボンニュートラルに対応していくための設備などについて、割賦販売またはリースする制度です。
導入を検討している設備が制度の対象となるかどうか等、お気軽にお問い合わせください。またホームページ内の設備導入事例も参考にしてみてください。