社内研修として救急法短期講習を行いました

先日、日本赤十字社神奈川県支部の方をお迎えして、当センターで「心肺蘇生とAED」について講習会を行いました。講習会では、実技を中心に心肺蘇生の手順やAEDの使い方を学びました。

実際に行ってみると

テレビなどで見たことはありましたが、実際に行ったのは初めてで、胸骨圧迫ではどの場所をどのくらいの力で、どのように押していくのかわからないことが多く戸惑いましたが、わかりやすく丁寧に教えていただきました。

講習では1分半ほど心肺蘇生を行ったのですが、約5センチの圧迫を1分当たり100～200回のテンポで行うことは大変なことで、それだけでもかなりの体力を消耗していました。

総務省が発表した資料「令和4年版 救急・救助の現況」（令和5年1月18日）（https://www.soumu.go.jp/main_content/000856261.pdf）によると、救急自動車による現場到着所要時間は全国平均で約 9.4分（前年約 8.9分）。それまで絶え間なく行うには、周りにいる方の協力が必要だと思いました。

AEDは、当センタービルにも設置してありますので、よく目にはしていますが、実際に中がどのようになっているのか、どう使用するのかまではわからなかったので、使い方を学ぶことができとても良い体験をさせていただきました。

今回の講習で、周囲と協力しあって行うこと、そして自ら行動しようとする勇気が大切だと実感しました。