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スタッフブログ

サポかな
掲載日:2022年11月30日

「サポかな」取材名言~(有)ロッキー化成の、プラスチックと歩むSDGs

樹脂射出成型を手掛けるロッキー化成[横浜市]は、ここ数年のプラスチックは悪者のような社会の空気に、「プラスチックに関わるものとして」アクションを起こしている企業だ。製造には100%再生可能エネルギーを使用し、温暖化ガス吸収作用をもつ樹木の保全に売り上げの一部を提供。小学生向けにプラごみを使ったワークショップで「どう行動するか」を考える機会を提供するなど、環境や社会問題に対して自分たちの力でできることを、小さな[点]から始め、共感する人とつながり[線]、さらに[面]へと広がりを見せている。
「自分が起点となって、[球体]のように360度で拡がっていけばいい」という鎌田社長の言葉をご紹介します。
(取材日10月6日)―12月1日発行の「サポかな」【〇〇が進んでいる会社シリーズ】ぜひご覧ください。

「給食で使い終わったストローのその先を見せたかった」

小学校の給食では、児童たちが牛乳を飲んだ後のストローを回収しているが、「子どもたちはその先どうなるかを知らずに、習慣として分別していた」。使用済みストローを使ってペーパークリップに再加工するワークショップを、金型から製造して実施。違う種類のプラが混ざったり異物が混入するとうまく成形できないケースも体験させる。
「複雑な形を早く簡単に作ることができるプラのメリットと、再生して長く活用するにはどういう社会になればいいのかを、一人一人が考える機会になればいいです」

「時代は、口コミじわじわ”ものづくり”へ」

かつては携帯電話の部品などを100万個単位で生産していた当社。「図面通りに早く作れます、ということだけで仕事をもらっていた」。同じことをやり続けていたら、価格も、企業価値も下がる一方だと、6年前にビジネススタイルを転換。エンドユーザーの気持ちまで考えた”ものづくり”を一緒にできる客先と組むようになる。そこには、大手がエンドユーザーに何億個と投下する”ものづくり”から、使いたい人、売りたい人、作りたい人の三方よしの商売が支持される時代が来たという肌感覚があった。
「僕らである理由が感じられる、僕らでなきゃできない仕事を広げていきたいですね」

有限会社 ロッキー化成

http://rockykasei.co.jp/

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