世界の最先端といわれる中国・アジアのデジタル技術に特化したニュース配信サイト「AAiT」を運営

今回は、7月にインキュベート施設に入居されたアジア人工知能通信合同会社の事業をご紹介いたします。

同社は、国内で数少ない「中国・アジアの最先端デジタル技術に特化した有料会員制ニュースサイト“AAiT”（2022年６月中旬リリース）」を核とした事業を行っています。

「AAiT」について

最先端のデジタル技術の社会実装が急速に進む中国・アジアの技術特化型ニュースを提供しています。代表の吉沢氏は、大手通信社のグループ傘下でアジアの経済・企業情報の発信・コンサルティングを行う企業に14年間所属し、250社程度の企業を取材・ヒアリングしてきました。長い間、ニュース編集やコンサルティング事業に長年携わってきた経験も豊富で、特に８年間駐在した中国のメディア事情に精通しています。中国メディアの情報は信頼できない読者も多いため、ニュースの出所、ニュースソースを吉沢氏自ら丁寧にチェックしながら配信しており、日本人の目を通して記事の信憑性を確認した上で配信している点が強みになります。

また、中国語を駆使して、中国やアジアのリアル情報を協力者などから獲得するルートを多く保有しており、今後は当該点の強みも活かしたAAiT独自のニュース配信も予定しています。

今後の展望

アジア各国・地域での経済ビジネス情報の編集および日本国内での情報配信を行っている共同通信グループのNNA在籍時、中国版編集長として北京などに2016年9月までの8年間駐在していました。当時、現地進出の日系企業から「AIやIoTなど中国で社会実装が進むICT関連を深堀した情報がほしい、提携機会を探りたい」という要望を現地法人などから頻繁に伺うようになっていました。そこで、会社側に、中国企業と日本企業の新たな提携分野としてのAIや自動運転など最先端デジタル技術に特化したニュース情報の提供、及びコンサルティング事業の必要性を訴えてきましたが、人材面など体制の問題により実現できませんでした。この分野でのニュース配信事業を行っている国内企業は少なく、代表の吉沢氏は、50歳になったことを区切りに、中国・アジアの最先端のデジタル技術に特化したニュースサイト運営で日本企業の成長に欠かせない質の高い海外情報の提供を実現させたいと想い、創業するに至りました。