1. トップ
  2. スタッフブログ
  3. 【大連便り(52)】大連市の中日地方発展協力モデル区・中日生態城のご紹介

スタッフブログ

販路開拓
掲載日:2022年5月 9日

【大連便り(52)】大連市の中日地方発展協力モデル区・中日生態城のご紹介

 4月29日、大連の中日地方発展協力モデル区の1つである「中日生態城エリア」(工業団地)の行政サービスセンター定礎式に参加しました。
 中日地方発展協力モデル区は2020年4月に大連を含む6つの都市に設立された区域で、同モデル区は中国と日本の技術やブランド、企業や市場を相互活用することで、中日双方の経済をけん引する産業基盤を形成していくことを目的としています。
 大連の中日地方発展協力モデル区は市内に4か所あり、「中日生態城エリア」のほか、「西中島エリア」「花園口エリア」「松木島エリア」があります。「中日生態城エリア」は計画面積28㎢、市内中心部から北に60kmの沿岸部にあり、「新日本工業団地」とも呼ばれている地域です。 ハイエンド製造業や自動車部品産業を集積させる地区となっており、既に日本電産株式会社が電気自動車モーターの生産及び研究開発拠点として進出しています。今後は、同社のサプライヤー企業を中心に日系企業の進出が期待されています。

 今回視察した様子では、モデル区内の土地は多くが造成中で居住エリア・生活エリアも未整備でした。今後の入居企業の増加とともに、整備が進むものと思われます。

 新型コロナの影響による中国ビジネスの鈍化が不安視されていますが、中国側の日本との経済交流・協力の意欲は引き続き高いと感じます。こうした中で積極的に中国ビジネスに取組む県内企業の皆さまを応援してまいりたいと思います。

行政サービスセンターの定礎式の様子
日本電産の工場外観
造成中の地域
情報をシェア
  1. 前の記事
  2. 一覧へ戻る
  3. 次の記事