救命講習を受講しました
横浜市の救命講習を受講しました
総務課で衛生委員会を担当していることから、自分のために必要と感じ、受講してきました。
公益社団法人横浜市防火防災協会が主催しています。 https://www.ydp.or.jp/
上級救命講習を選択
初めてでも受講可能な3つのメニューから「上級救命講習」を選択しました。
講習内容は「普通救命Ⅰ・IIIの内容に加え、さらに詳しい応急手当の方法を習得」です。
- 普通救命講習I・III:1,000円(3時間)
- 上級救命講習:1,500円(8時間)
- 応急手当普及員講習(新規):8,000円(3日間)
受講対象者は、横浜市内に居住・勤務・在学している方です。(弊社は横浜市内なので該当)
受講場所は横浜市民防災センター
朝9時に、横浜市民防災センターに向かいました。
参加人数は、通常は50名定員のところ、コロナ対策のため半分にしているらしく30名弱でした。
年齢層は若い方からご年配の方までさまざま。
講師は、実際に救急隊として働かれていた方たちです。
実習開始。AEDが中心
テキストを使った説明を受けつつ、早速、AEDの実習が始まりました。
まずは、成人男性の訓練用人形が相手。
会社の防災訓練で、AEDを扱った経験はあったのですが、 かなり以前であり、記憶が曖昧でした。
やはり普段からやらないと忘れます!
- 反応や呼吸の確認。なければ胸骨圧迫等開始。
- AED到着。
- AEDのショック完了後、再び胸骨圧迫等。
- 1サイクル=胸骨圧迫 30回 + 人工呼吸 2回
- AEDの反応があったら対応。なければ2に戻る。
ポイントは、AEDの丁寧なアナウンスを全部聞かない
ポイントは、AEDが安全と言った瞬間から、すぐ対応すること。
丁寧なアナウンスを隅々まで聞いて、手が止まると、要救助者は助からない です。
5歳・乳幼児のAED
次は、5歳の訓練用人形が相手。
AED自体は、シートを貼る場所が異なるものの、成人と大差がなかったのですが、
胸骨圧迫の圧が成人より弱めであることと、人工呼吸の首の角度が違いました。
最後は、乳幼児。5ヶ月の人形。
絶賛子育て中なので、本物の5ヶ月がどの程度かわかっていますが、
5ヶ月に胸骨圧迫するのは、いろんな意味で恐ろしいです。
首の角度を失敗すると即窒息です。
正確な場所を指2本で圧迫します。場所も圧も間違うと内臓がどうにかなります。。
人工呼吸は、口と鼻をまるごと含みます。
方法としては認識し、実習もしっかり行いましたが、実際に乳幼児対応ができるかどうか。
そのほかの内容は
- 異物除去方法
- うつぶせで倒れた人をあおむけにする方法
- 倒れた人を1人で運ぶ方法
- 止血の場所
- 三角巾の使い方
- 座学(熱中症等)
合間合間で、救急隊時代の実際の経験談を実例としてお話いただけるのですが、こんな機会がない限り、なかなか聞けないお話でした。 個人的には、受講の価値がさらに増し、ありがたいと思いました。
修了後は、カード式の修了証(色はゴールド!)が発行され、 なんだかすごい資格を取得したような錯覚をしますが、あくまで修了証。
定期的に再講習を受けるとよいそうです。(確かにやらないと忘れます。)
大切な誰かを守るために
大切な誰かを助けるための一時応急処置を、自分が学習し、身につける必要や意義は重要だと感じました。
横浜市内在勤の方も対象です。受講してみてはいかがでしょうか。