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掲載日:2025年1月20日
かながわ探訪/横浜開港記念館

かながわ探訪/横浜開港記念館
横浜開港記念館 / 国指定重要文化財
【設計:福田重義 / 実施設計:山田七五郎ら/大正6年(1917年)竣工】は、KIPから徒歩15分ほどの所に位置します。
横浜開港50周年を記念して、横浜市民からの寄付を募り建設されました。赤レンガと花崗岩をとりまぜた美しい外観とステンドグラス等の内部装飾は、開港の地としての威厳を感じます。
日米通商条約が締結された翌年の安政6年(1859年)7月1日が開港の日と決められ、この地の近くに運上所(税関)や町会所がおかれたのを中心に横浜町が誕生していきました。
文久2年(1862年)に、この地で岡倉天心(東京美術学校/現・東京芸術大学 創設者)が、誕生しています。
この地によって、培われた岡倉の国際感覚と多くの交流により形成されたその思想は、現代の私達にとっても、社会を生き抜く術を指南し、力を与えてくれると考えられています。
(参考文献:岡倉天心「茶の本」の世界/岡倉登志 著)