創業のポイントを押さえましょう(4回シリーズ)!
●当センターが創業・ベンチャー支援の一環として実施する「かながわビジネスオーディション」は、
①新規性・独創性、②市場性・将来性、③実現可能性、④社会・経済への貢献性、の視点で選考します。
●この4項目は創業を実現させるために重要なポイントで、今日から4週続けてポイントごとに考え方を整理していきますので、オーディションに応募したい方、創業を目指す方は、ぜひ、ご参考にしてください。
本日(第1回目)は、「新規性・独創性」です。
●ビジネスを成功させるには、「新規性・独創性」が求められます。言い換えれば競合商品等と差別化を図ることです。
●ただし、今までにない全く新しい商品等が求められる訳ではありません。自身のビジネスプランを商品、価格、ターゲット、販売方法などに分解して、どこかで新しい要素を組み込むことで差別化が図られます。
参考までにここで事例を紹介します。
・アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶をご存じですか。 ・缶ビールでありながら居酒屋での生ビールの味わいを堪能でき、家飲みの需要も重なってヒットしているようです。 ・ビールそのものの味を変えるとか、まったく新しい概念のビールを開発したとか、ではなく、新しい飲み方を提供したことが消費者を刺激したのではないでしょうか。 |
●このように、まったく新しいビジネスモデルをゼロから作るのではなく、既存のモデルに、斬新さや違いを見出すことで新しい市場が見えてくることがあります。
●参考になったでしょうか。「新規性・独創性」の観点から、自らの事業計画を振り返っていただき、今後の事業化の参考になれば幸いです。
当センターでは、新規性・独自性を持ったビジネスプランを表彰・発表する「かながわビジネスオーディション」の募集を8月から受け付けます。チャレンジしたい方は、公式サイトをご覧ください。
●詳しくはコチラから https://www.b-audition.jp/
[問合せ先] かながわビジネスオーディション実行委員会事務局
(公益財団法人神奈川産業振興センター 創業新事業課)
TEL:045-633-5203/E-mail:b-audition@kipc.or.jp