2月23日、在瀋陽日本国総領事館主催の天皇誕生日祝賀レセプションが遼寧省瀋陽市内のホテルで開催されました。同レセプションは中国各地の在外公館が例年開催するイベントで、日中の政府関係者・企業関係者などが集まり、交流を深める重要な機会となっています。

会場内には11の在中国地方自治事務所や7つの日系企業がブース出展し、当事務所も出展しました。当事務所ブースでは、県の物産品や観光情報のPRを行うほか、県内企業である日本精麦（株）（本社：寒川町）が中国で販売展開する麦茶の試飲提供を行いました。

今回の出展で特に印象的だったのは、ブースに立ち寄った多くの来場者（主に中国人）が配架した神奈川県観光パンフレットに興味を持ち、手に取っていたことです。中国では、昨年末からコロナ規制が緩和され、日中間の往来のハードルが下がりました。こういったプラスの影響もあり、日本への観光に興味を持つ方が増えてきているのかもしれません。

また、会場内ではマスクを外して交流している人も多く、昨年度よりも活気があったように感じました。参加者数も昨年度の200人から350人と大きく増えていたそうです。

中国ではコロナの収束とともに各地でリアルでのイベントが開催されるようになりました。来月には大連でも同様のイベントが開催される予定です。今年こそ、中国及び大連でのビジネスや在大連日系企業の活動が活発になることを期待しております！