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海外進出
掲載日:2022年11月15日

【大連便り(67)】長興島経済技術開発区の視察会に参加!

 1110日、大連市商務局主催の長興島経済技術開発区(所在地:大連市(瓦房店市))の視察会に参加しました。長興島経済技術開発区は市内中心部から北西に約80㎞の沿岸部にあり、同区の全体の計画面積は598㎢で、国家級経済技術開発区、国家級石化産業基地、国家級新型工業模範基地を有しています。同区には大陽日酸や岩谷産業などの大手日系企業が既に進出しています。

今回は、同区の恒力重工産業基地と恒力石化産業園区を視察しました。
(恒力集団は1994年に設立された石油化学設備を製造する民営企業で、中国民営企業トップ500社の中で第3位に位置しています。)

 同産業基地は恒力集団が180億元(日本円で約3,780億円)を投資して旧韓国STV造船所海洋基地を買収したエリアで、ハイエンド設備製造基地となるための整備を進めています。20233月に稼働予定で、船舶と船舶用エンジン等の製造を行う予定です。深さ11mもある広大な船舶建造現場はとても広大で圧巻な眺めでした。まだ船舶の建造は行われておりませんが、稼働後、巨大な船舶が建造されている様子が目に浮かびました。

その後、恒力石化産業園区内をバスで回り、コントロールセンター(産業園区内の稼働状況を管理している)を視察した後、長興島管理委員会との交流会に参加しましたが、委員会の方が「長興島経済技術開発区は大連市経済発展の原動力となる重要な役割で求められている」と熱く語っていたのが印象的でした。

今回の視察会では、普段立ち入ることが出来ない石化産業の製造現場を見ることができ、貴重な経験となりました。

中国、大連の投資・ビジネス環境についてご興味がある方は、ぜひ当事務所までお問合せください。

(恒力重工の現場での説明の様子)

 

(恒力重工の船舶製造現場の様子)

(コントロールセンター内の様子)

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