【大連便り（23）】

5月13日からの数日間、遼寧省の営口市と瀋陽市で新型コロナウイルスの感染者が数名確認されました。輸入症例ではなく、中国国内での感染のようです。16日時点で大連市内の新規感染者は発生していませんが、4月26日以降に営口市の一部地域に滞在した人には14日間の隔離やPCR検査の受診が求められるなど、厳格な防疫管理が行われています。

この影響で、大連市内で予定されていた各種大型行事が延期や中止となりました。神奈川県企業団が共同出展をした第23回大連国際工業博覧会は、当初5月12日（水）～15日（土）までの4日間の開催を予定していましたが、最終日となる15日は開催中止となりました。また15日（土）、16日（日）に予定されていた第19回大連国際徒歩大会についても開催延期となりました。

今日、大連市内のホテル担当者に聞いたところ、宿泊のキャンセルも相次いでいるとのことでした。今後、大連市でコロナ感染者が発生しないことを祈っています。

2021年5月17日筆