その他
掲載日:2022年6月21日
令和4年10月より短時間労働者に対する健康保険・厚生年金保険の適用が拡大されます。
2022年10月から、従業員数が101人以上500人までの企業に対して、以下の4つの要件すべてを満たす短時間労働者を社会保険に加入させることが義務付けられます。
☑ 週の所定労働時間が20時間以上あること
☑ 賃金の月額が8.8万円以上であること
☑ 2ヵ月を超える雇用期間が見込まれること
☑ 学生ではないこと
また、従業員数が51人~100人の企業に対しても、2024年10月からこの要件をすべて満たす短時間労働者の社会保険加入が義務付けられます。短時間労働者の方が健康保険や厚生年金に加入することにより、事業主の社会保険料の負担が変わりますが、短時間労働者の方の保障が充実します。 事業主の方は、2022年10月より新たに対象となる方の把握や、対象者への説明、資格取得届の作成など、事前に準備が必要となりますが、厚生労働省の「適用拡大特設サイト」では、加入に関することや社会保険料のシミュレーション、専門家への相談などの各種支援制度について掲載していますので、詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
<厚生労働省ホームページ「社会保険適用拡大特設サイト」>
https://www.mhlw.go.jp/tekiyoukakudai/