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スタッフブログ

サポかな
掲載日:2020年9月16日

「サポかな」取材名言 1,874万円の支持を集めた クラウドファンディングを先導 割烹竹万 若主人 関口 雄一 氏

1,874万円の支持を集めた クラウドファンディングを先導

資金繰りが悪化する飲食店が当面をしのぐ資金になればと、緊急事態宣言下にある5月の1カ月間に、クラウドファンディングで1,103名・団体から総額18,742,100円の支援を集めた平塚商工会議所。その青写真を描き、市内飲食店に参加を呼びかけ東奔西走したのが日本料理店「割烹 竹万」の三代目、関口 雄一氏(平塚商工会議所飲食業部会 部会長/青年部)だ。

この「ひらサポ」は民間のクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」を活用し、利用者は支援したい特定の飲食店を指定し、支援額を設定する仕組み。リターンは7月以降の来店時に利用できる、支援額に10%上乗せされた食事券だ。リターンなしの支援も470万以上集まり、1人の熱い若主人の思いが、ALL平塚に広まるウェーブとなった。

―― 詳細は、「サポかな」11月号にご期待ください!(取材日:9.14)

成功の理由は、2つある。1つは、平塚商工会議所会頭 常盤 卓嗣氏の早いご決断だ。4月14日に会頭がトップダウンで支援策を下ろしてくださり、2週間後にはクラウドファンディングをスタートできた。

2つめは、いいものは真似たこと! タイミングとスピードを重視し、クラウドファンディングで成功していた柏市と仙台市の飲食店サポートプロジェクトから「いいとこ取り」した。

逆風の中、支えてくれた青年会議所の仲間、商工会議所事務局スタッフ。「そもそもクラウドファンディングってなに?」という飲食業者もいる中、短期間で参加店舗を集めるのは苦労の連続だった。また、支援者からの問合せ対応など、クラウドファンディングをスタートさせてからの事務量も膨大に。それらを支え、引き受け、目標金額達成に歓喜し合えた協力者の存在がなければ実現しなかった。

余裕のある中高年をターゲットに据え、紙媒体でのPRに注力。SNSはもとより、地元のフリーペーパーやケーブルテレビに広告を出稿した結果、目論見通り、クラウドファンディング支援者の中心は40~50代となった。

飲食店に有利な立地条件[都心・駅近・多くの人通り]の要素が覆りつつある今、マイナスと思われてきたことを、どうプラスに転換するか。捉え直し、まずは動いてみる、一歩踏み出してみる店しか生き残れないと思っている。

自社ビジネスを発展させるには、第1に地域貢献。それはいずれ自分の会社にかえってくる。

割烹 竹万

http://www.takeman.co.jp/

湘南の若旦那ブログ

https://ameblo.jp/shonan-takeman/

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