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掲載日:2025年2月12日
『ブラック・ジャック展』に行ってきました

『ブラック・ジャック展』に行ってきました
“漫画の神様”手塚治虫の作品はいくつもありますが、その代表作の一つに『ブラック・ジャック』があります。手塚治虫の代表作の一つにして、医療漫画の金字塔とも言えるこの作品の展覧会が、横浜のそごう美術館で開催中です。
過去最大規模の『ブラック・ジャック展』
過去にも何度か開催された『ブラック・ジャック展』ですが、今回は何と過去最大規模の展覧会だそう。その『ブラック・ジャック展』を鑑賞してきました。

見知ったキャラクターとともに「これ誰だろう?」というキャラクターも。
ブラック・ジャック初級者ですみません…
過去最大を謳うだけあり、展示された原稿は500点以上。だいだい1作品につき1ページの原稿が展示されているのですが、ストーリーを想像しながら見ていくと、時間がいくらあっても足りない!となります。事実、気付いたら閉館の時間になっていました…。
改めて再認識した内容
さすがに『ブラック・ジャック』をリアルタイムで読んでいた世代ではありませんが、小学生の頃、親戚の家にあった単行本を読み漁った記憶があります。今回の展示会で、懐かしい気持ちになったり、「あ、ブラック・ジャックってこんな性格だったんだ」と初めて認識した事実があったり。特に“ブラック・ジャック=孤高の天才”というイメージだったのですが、学生時代の友人がいたり、歴代の恋人がいたり…とかなり人間味のあるキャラクターだったという事実に驚きました。
そしてさらに驚いたのが、すでに“AIによる治療”が描かれていること。むしろ時代がブラック・ジャックに追いついてきているのかも。
偶然にも私が展示会を見に行った日は、手塚治虫の命日でもありました。亡くなって36年。今なおこんな風に展示会を開催されるのは、やはり“神様”。膨大な量の原稿と、そこに詰め込まれたストーリーと知識から、改めて納得させられました。
『ブラック・ジャック展』は2月25日まで開催中です。気になる方はぜひ足を運んでみてください。