【設備貸与制度利用企業のご紹介】株式会社にしむら屋

　先日、設備貸与制度を利用している㈱にしむら屋の西村社長のところへ近況を伺いに行って参りました。

当社は、2003年12月に西村社長がコンクリートポンプ車1台で創業し、2006年11月に法人化。東京、神奈川の小田急線・田園都市線沿線を中心に戸建住宅やアパートなど幅広い現場のコンクリート圧送工事の対応が可能で、これまで着実に実績を積み上げてきました。今では13台の車両を保有して70社以上の法人企業との取引に結び付いています。

２刀流を武器にコロナ禍でも業績を維持

　当社は、ポンプ車での圧送工事を主業としていましたが、約5年前からミキサー車で生コン運搬業務も開始となりました。それは創業以来、取引先や従業員等「人との繋がり」を大事にするという西村社長の経営方針としてきたことが功を奏し、実現したものです。それにより取引先の分散化が図れて安定した受注の確保に繋がっています。業界内でも圧送工事・運搬業務の両方を請負える企業は少なく、同業者との差別化が図れている事から現在では両部門が当社の売上の柱となっており、コロナ禍でも影響を受けず、業績を維持しています。

最後に一言

　当社は、設備貸与制度を2014年から利用しており、今後も老朽化による入替の際には、KIP制度を利用する予定です。昨今、建築資材の高騰が相次ぎ、当社にも影響が予想されますが、KIPとして設備貸与制度以外にもさまざまなサポートをしていきたいと思います。
（写真は2020年度の設備貸与制度を利用して導入したコンクリートポンプ車）
（写真は2019年度の設備貸与制度を利用して導入したコンクリートミキサー車）