1. トップ
  2. スタッフブログ
  3. 第128回中小製造業設備投資動向調査結果:2022年度、国内設備投資は増加

スタッフブログ

設備投資
掲載日:2023年7月12日

第128回中小製造業設備投資動向調査結果:2022年度、国内設備投資は増加

2022年度、国内設備投資は増加

2023年6月22日、株式会社日本政策金融公庫総合研究所は、「第128回中小製造業設備投資動向調査結果」を発表しました。

調査結果によると、国内設備投資額(2022年度実績)は、2021年度実績比で16.9%増加しています。また、国内設備投資額(2023年度当初計画)は、2022年度実績比で4.9%減少しています(ただし、2022年度当初計画比では2.8%増加しています)。

業種別の動向については、2022年度実績では17業種中14業種が増加し、「生産用機械」「窯業・土石」「印刷・同関連」などが大きく増加しています。一方、2023年度当初計画では、17業種中6業種が増加し、「非鉄金属」「食料品」「電気機器」などが増加する見込みです。

目的別の動向に関しては、2022年度実績および2023年度当初計画の両方で、「更新、維持・補修」が投資の構成比の中で最も高い割合(2022年度実績34.2%、2023年度当初計画33.1%)を占めています。
以上が、株式会社日本政策金融公庫総合研究所が発表した「第128回中小製造業設備投資動向調査結果」の概要です。

参照元:第128回中小製造業設備投資動向調査結果
(株式会社日本政策金融公庫 総合研究所:2023年6月22日)

URL:https://www.jfc.go.jp/n/findings/mi_findings.html

積極的な設備投資

電気自動車(EV)の世界的な需要拡大に伴い、自動車関連の投資が増加することや、人手不足の中で人工知能(AI)などを活用して生産性を向上させるデジタル分野への投資が増えること、脱炭素化への投資、そして新型コロナウイルス禍で先送りされてきた投資が増えていくことが予想されます。中小企業においても、長期にわたる低成長から脱却するためには、持続的な投資が不可欠と考えられます。

小規模企業者等設備貸与事業

メインとなる設備の更新や新規事業を行うにあたっての設備投資などを、KIPが支援します。
詳しくは設備投資にてご確認ください。
スタッフブログには、今まで設備貸与を導入した企業を紹介しています。こちらも併せてご覧ください。

情報をシェア
  1. 前の記事
  2. 一覧へ戻る
  3. 次の記事