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スタッフブログ

販路開拓
掲載日:2022年11月14日

神奈川がんばる企業2022:株式会社ワコーグリーン

当社は、公園や企業敷地内、個人住宅の樹木の伐採や剪定をメインに行う相模原市内の造園業者です。

―神奈川がんばる企業認定!―

がんばる中小企業発信事業とは成長している中小企業・小規模事業者を認定し、県が積極的に情報発信するもので、独自の工夫で年率3%以上の付加価値額及び年率1%以上の経常利益増を実現させた企業が「がんばる企業」として認定されます。

株式会社ワコーグリーンは、神奈川がんばる企業2022に認定されました。

―ワコーグリーンサイクル―


当社は、地域の公園や企業敷地内の樹木の伐採や剪定を行う造園業をメインに行っており、伐採木や剪定枝の処分費用の高額化を課題としておりました。それに対し、かねてより環境問題に興味のあった柳谷社長は当社の中で伐採木や剪定枝をリサイクルすることができないかと検討をした結果、約10年前からチップ化した伐採木や剪定枝を堆肥化させることに成功し、もう1つの事業として堆肥化を行っています。

出来上がった堆肥は、園芸や農業を行う方々へ販売するほか、東日本大震災の復興支援として、被災地域に運び、土壌改良に活用いただいています。伐採木や剪定枝のリサイクルができたというメリットだけでなく、当社の森の腐植土を利用して土壌改良を行った土地で栽培された作物は、収量が増え甘い作物ができると農家さんからの嬉しいお声が届き、当事業を加速させるきっかけになっています。

最近では、神奈川県内のベンチャー企業、弁当製造業者とともに持続可能な循環型社会の実現に向けて、実証実験を行っています。ベンチャー企業が開発した植物由来素材の弁当容器を回収、当社にて堆肥化させ、その堆肥を農作物の生産に役立てるという循環を目指しています。現在は各地のイベントにて弁当販売→空き容器回収→堆肥化 と実証実験を行っています。

さらに当社においてワコーグリーンサイクルをまわすため、2020年12月には一般廃棄物収集運搬業許可を取得し、自社の剪定枝のみならず、近隣で廃棄する伐採木や剪定枝を回収しています。廃棄物処理事業が加わったことにより、当社独自のエコサイクル(造園、廃棄物処理、有機堆肥製造・販売)の構築ができました。

株式会社ワコーグリーン

代表取締役:柳谷 和幸
所在地:〒252-0327 相模原市南区磯部44-1
電話:046-257-3277
URL:http://www.wako-green.co.jp/

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