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掲載日:2022年5月24日
海外駐在員情報 / 米国・ニューヨーク市(報告日:2022年5月20日)
米ニューヨーク市、新型コロナ感染警戒レベルを「高」に引き上げ、マスク着用を推奨
米国ニューヨーク市は5月17日、新型コロナウイルスの感染者数の増加に伴い、警戒レベルを「中程度」から「高」に引き上げました。
同市では警戒レベルを「低」から「非常に高い」まで4段階に設定しており、「高」レベルは、市中感染のほか、医療体制が逼迫する状態を指します。
ニューヨーク市保健精神衛生局は、ワクチン接種の有無や過去の感染の有無にかかわらず、住民に全ての公共の場において屋内でのマスク着用、および人の密集した公共スペースなどでのマスクの着用を強く促しました。
また、こうした現状を受け、ニューヨーク市のエリック・アダムス市長は、この5月から1,650万個の自宅用検査キットを配布、100万個相当の高品質マスクを市内の学校や地域団体で追加配布する方針を示しており、今後の感染拡大に備えた安全対策を強化しています。
同市では、自宅検査結果で陽性と判定された場合、食料品や個人防護具(PPE)、家庭用迅速抗原検査キットなどを含むケア・パッケージの配達なども実施しています。