事業承継
掲載日:2024年6月 3日
事業承継に必要な税務の基礎知識について3(第3回 非上場株式の評価額 (1)純資産価額方式 )
相続や贈与の理解には税務の知識が必要となりますが、特に自社株式の評価方法に関する重要なポイントのみに絞って6回シリーズで解説します。第3回は「純資産価額方式」です。
純資産価額方式
純資産価額方式とは、会社の総資産や負債を原則として相続税の評価に洗い替えて、その評価した総資産の価額から負債や評価差額に対する法人税額等相当額を差し引いた残りの金額により評価する方法で、次の算式により計算することとしています。
(算式) 純資産価額= (相続税評価額による総資産価額-負債の合計額ー評価差額(※)の37%相当額)÷発行済株式数 |
(※)評価差額 相続税評価額による純資産価額-帳簿価額による純資産価額
純資産価額のイメージ
第4回は、「類似業種比準方式」です。
このブログ記事の詳細は、専門知識が必要となることも多いため、弁護士、税理士などの外部専門家へご確認されることをお勧めします。
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