3月16日、神奈川県企業会の活動として、大連市保税区にある輸送用コンテナ、特殊コンテナ等を製造する中国国有企業の大連中集特種物流設備（略称CIMC大連）有限公司のコンテナ製造工場の見学会を開催しました。同社はCIMCグループ（本社：深圳）の傘下で1993年に設立され、世界最大の金属パレット生産基地、世界最大のオフショアコンテナ製造基地です。

　今回の見学会は京都銀行大連駐在員事務所、横浜銀行上海支店との連携企画となり、神奈川県にゆかりのある企業、京都銀行、横浜銀行取引先関係者など21名が参加しました。まず初めに会議室で同社の会社概要の説明を受けた後、コンテナ製造現場を見学し、色鮮やかな完成品コンテナが並ぶヤードを見学しました。その後会議室で行われた質疑応答の場面では、参加者から同社のカーボンニュートラルへの取り組みなど多くの質問が飛び交っていました。

　当日は天候に恵まれ、見学会日和となりました。今回は他機関との連携企画となったため、初対面となる参加者同士も多く、集合場所は名刺交換会のようで、活発な情報交換を行っていたのが印象的でした。参加者からは「参加してよかった」とのコメントも多くいただき、事務局として嬉しい気持ちでいっぱいです。

　中国ではコロナが落ち着きを見せ、リアルでのイベントが安心して開催できるようになりました。当事務所では今後も定期的に企業会を実施していきたいと思います。