海外進出
掲載日:2022年11月21日
大連便り(69) 第5回中国国際輸入博覧会

11月5日(土)~10(木)の6日間、上海市の虹橋空港に近い国家会展中心で、中国国際輸入博覧会が開催されました。同展示会は輸入をテーマとした総合見本市で、5回目となる今回は、145か国・地域・国際組織から2,800社以上が参加したとのことです。企業展示ホールは食品・農産品、自動車、工業技術・設備、消費財、医療機器・医薬保健、貿易サービスの6つの展示エリアが構成されており、日系企業はトヨタ自動車やパナソニックなど大手企業のほか、ジェトロが設置する3つの分野(①食品・農水産品、①消費財、医療機器・医薬保健)のジャパンパビリオンを通じて多くの中小企業も出展していました。
ジャパンパビリオン(医療機器・医薬保健)に出展した㈱ベネクス(本社:厚木市、リカバリーウェア販売)の担当者に話を聞いたところ、「毎年出展しているが、今年は昨年に比べ来場者が多いと感じます。バイヤーも多く訪れています。コロナによる制限が続く中、リアルの展示会は非常に貴重な機会なので、しっかりPRしたいです。」と語ってくれました。
食品・農水産品に設置されたジャパンパビリオンでは、特色のある日本産食品が多く展示されていました。また、日本酒の試飲ゾーンには長蛇の列ができ賑わっていたようです。
今回、同展示会に入場するためには事前の入場申請を行う必要があったほか、来場者には2回以上のワクチン接種や24時間以内のPCR検査、リスク地域への行動履歴がないことなどが求められるなど、徹底した防疫措置が講じられていたとのことです。




