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掲載日:2022年3月24日

【大連便り(47)】大連市中山区「大連申貿大厦(旧森ビル)」で新型コロナウイルスの感染者確認

 3月23日、大連市中山区にある在大連領事事務所や日系企業が多く入居するオフィスビル「大連申貿大厦(旧森ビル)」で新型コロナウイルスの感染が1名確認されました。

 入居する日系企業の方に話を聞いたところ「入居企業の社員の感染が確認されたことを受け、急遽午後3時頃からビルに滞在する人全員に対しPCR検査が実施された。検査結果が出るまではビルの外に出られず、午後11時過ぎに全員の陰性の結果が確認され、同ビルから退出が認められた」とのことでした。

 3月24日は消毒等の措置を行われるため、同ビルは封鎖されており、領事事務所も臨時休館となっています。

 3月中旬以降、中国ではオミクロン株と思われる新型コロナウイルスの感染が広がっており、各地で地域ロックダウンなどの措置が取られているなど厳しい状況となっています。大連市も3月14日に感染が確認されて以降、開発区を含む金普新区が地域ロックダウンとなり、今回の感染で市内中心部にも緊張感が高まっています。

 早く大連市や中国各地の感染が収束し、これまでどおりの生活や経済活動ができることを願っています。

封鎖されたオフィスビル「大連申貿大厦」の様子
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