【大連便り（20）】

4月25日、遼寧省政府は遼寧省内に居住する中国籍者に加え外国籍者も新型コロナウイルスワクチンの接種対象に含める旨を発表しました。接種の年齢条件は18歳以上であること、ワクチンは中国製不活化ワクチンを使用し合計2回の接種を行います。接種前には同意書等に署名する必要があります。接種料金は、遼寧省内の社会保障医療保険に加入している人は、無料で接種することができ、保険に加入していない場合は、費用は100元／回かかるとのことです。

人口約600万人と言われる大連市では、4月27日時点で190万人の市民が1回以上のワクチンを接種済みです。今後は外国籍者も接種対象になることから、ますますワクチンは普及していくでしょう。ワクチンが広がり、以前のように人々が自由に往来できる日が来ることを願っています。