大連便り（15）

2021年1月18日からの約2週間、中国への新たな販路を目指す県内中小企業を支援することを目的に、オンライン商談会（分野：工業系）を開催し、県内企業側は5社が参加しました。今回は県内企業が提出したマッチングシートを基に、中国側企業を募集し、合計18件の商談が行われました。商談会では、双方のニーズがマッチしない県内企業があった一方、商談会後も製品のカタログ等送付、詳細な質問への応答、商品の見積準備など、積極的に中国企業とのやりとりを進めている企業もありました。初めてオンライン商談会に参加した企業からは「不慣れな部分も多かったが今後のオンライン商談に向けてよい経験を積むことができてよかった」との声もいただきました。中国への販路開拓を目指す県内中小企業にとって、今回のオンライン商談会は一定の効果があったのではないかと感じています。