Twitter無料ユーザが3月19日までにやること

Twitter無料ユーザはご注意！

気軽に誰もが使っているTwitterのお話。
『Twitterは、無料ユーザ向けのSMSを使った「2要素認証(2FA)」を3月19日に終了する』
と発表しています。

2要素認証とは、利用者がログインする際、パスワードにプラスして、
コード入力やセキュリティキーを求めることでアカウントを利用可能にするものです。
パスワード＋確認手段をとることで、セキュリティを高めます。

現在、利用ユーザ（有料・無料にかかわらず）はSMSによるコード入力が可能になっているが、
無料ユーザ向けには、3月19日で終了するということです。
※有料ユーザ（Twitter Blue）の人は、引き続き2要素認証が利用可能（予定）です。

Twitter Blueは月額980円の有料プランで、青い認証マークが付与されます。
ツイートの編集や動画のアップロード(最大2GB)、読みやすくする「リーダーモード」などが利用できます。

アプリ認証またはUSBキーによる認証へ、移行が必要です。

無料ユーザーで「SMS認証」を行っているアカウントは、3月20日までに変更を行わないと、自動的に2要素認証が無効化されます。アカウントの乗っ取りや不正利用のリスクが上がりますので事前に対応しておきましょう。

何でだろう？と、疑問に感じる方もいると思います。

Twitter側で、SMS認証は安全ではないと判断され、よりセキュリティ的に安全と判断された、アプリ認証・USBキー認証推奨へ変わったからです。

具体的に「安全ではない」とは、サービス提供者側（Twitter）が数字を送るSMS認証の場合、通信経路上の傍受で数字がもれる可能性があるということ。
また、SMS認証の致命的問題は、例えばSIMハイジャックと呼ばれる、携帯の回線契約ごと乗っ取ってしまう手法があり、海外では流行っているようです。

SMS認証から他の認証への変更は、以下のとおりです。※認証アプリの方法をご案内します。

まず、認証用のアプリをスマホにインストールします。
認証アプリは「Google Authenticator」「Microsoft Authenticator」「1password」、
iOS標準の「パスワードマネージャ」が利用可能です。
次に認証アプリで、Twitter設定画面に表示されるQRコードを読み取ります。