1. トップ
  2. スタッフブログ
  3. 取材名言~外観検査業務のストレスから人間を開放する TOMOMI RESEARCH 佐藤代表(1)

スタッフブログ

設備投資
掲載日:2021年7月28日

取材名言~外観検査業務のストレスから人間を開放する TOMOMI RESEARCH 佐藤代表(1)

半導体やMEMS(メムスーミクロンレベル構造を持つ部品)の研究開発に長年携わってきた佐藤友美氏が、AIを応用した検査システムの設計・開発・製造・販売で2011年に創業した(株)TOMOMI RESEARCH。「五感をAIに代える」とは、人に依存した検査からAI技術を用いた検査に「変える」こと。そのためのAI技術と検査装置を開発している。「不良を見落とせない」という緊張を強いられる外観検査の負担を軽減し、働き方改革に貢献したいという佐藤代表の言葉を3回に渡って紹介する。
(取材日7月19日)

小さいものを見ることをずっとやってきた。AI技術で、働き手が集まりにくい業務の負担を軽減したかった。

日本の製造業では、従業員の10~20%が検査業務に従事している。例えば不良率0.1%以下の企業なら、1人の検査員が1日に1,000個処理すると仮定すると不良が1個あるかないかを見つける作業をする。寸法、キズ、ごみ、錆びなど不良の種類が多いほど、また品種が多いほど検査員の負担は一層大きくなる。

「検査業務」は慢性的な人手不足だ。


「辛い労働を軽減して、もっとクリエイティブな仕事ができればいいのに」

旧日立超LSIシステムズでシリコンウェーハの結晶欠陥解析や各種MEMSセンサ、マイクロ流路デバイスの研究開発から製造現場の不良解析、品質管理に携わっていた佐藤代表。経験を生かしてAI技術を用いた外観検査をスタートさせた。

(明日のスタッフブログに続く)

株式会社 TOMOMI RESEARCH

https://www.tomomi-research.com/

情報をシェア
  1. 前の記事
  2. 一覧へ戻る
  3. 次の記事