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掲載日:2025年9月16日

秋の暑さを吹き飛ばす?ホラー3選!

秋の暑さを吹き飛ばす?ホラー3選!

8月も終わりました。夏休みも終わって、今年もあと4か月…!とはいえ、まだまだ暑い!今日この頃。
例年長くなっていくこの暑さ、いつまで続くことやら…。ここ数年日本では、暑さ対策が年間通じての課題となっているような気がします。

日傘やハンディファン等、さまざまな便利グッズがありますが、内面から涼しくなるのはいかがでしょう?というわけでこの夏(秋?)個人的におススメのホラー作品をご紹介します。実はホラー、苦手!ではないのですが、特に好きでもなかったのです。が、今年はやたらと気になる作品が多い年でした。やはり精神的にも涼しくなることを求めているのでしょうか。

1. 情報をお持ちの方、お待ちしています-
『近畿地方の、とある場所について』

突如、姿を消したオカルト雑誌の編集者の行方を捜すため、同僚の編集部員と女性オカルトライターは、失踪直前まで彼が調べていた怪現象や都市伝説を追い始める。一見無関係に見えたいくつもの事件に、ある共通項があることに気付いた2人は、すべての元凶と思われる“近畿地方のある場所”を目指すのだが-

無料小説投稿サイトカクヨムに掲載され、話題となったミステリー小説の映像化作品です。
オカルト、と思って見に行ったのですが、見終わった感想は「これって…人怖?」でした。怪異というものを生み出すのが人の想いであるなら、一番怖いのは人間、というのは真理かもしれません。そして想像以上にスプラッターな場面もあるので、苦手な人は要注意。そんなにグロい映画ではないと思っていたので、途中のとあるシーンで「おぅ…(汗)」となりました。ラストの怒涛のような展開は、怖いというより激しいジェットコースターに乗っている気分。「えええええ!?」と思っているうちに終わっていました。もう一度最初から見直して、そこまでの伏線を見直したい願望にかられます。

公式サイト:映画『近畿地方の、とある場所について』
https://wwws.warnerbros.co.jp/kinkimovie/

2. 異変を、見逃さないこと-『8番出口』

地下鉄に乗り、仕事に向かおうとする男性。恋人からの電話に動揺しながら、地上へ上がろうとするが、なぜが出口に辿り着かない。焦りながら地下道を歩き続ける彼は、ある“案内”に気づく。「異変を見逃さないこと」「異変を見つけたらすぐに引き返すこと」「異変が見つからなかったら、引き返さないこと」そして「8番出口から外に出ること」-

2023年の配信開始から大きな話題となったゲームの映像化作品。地下鉄の通路を歩き、異変をあれば引き返す、なければ進む(異変を見逃したり、異変ではなく引き返せば0番からやり直し)、という単純なものですが、1つ異変を見逃すだけで0に戻ってしまうというのは、なかなか神経を削られるゲームだなあ、と思っていました(ゲームはやらないのですが、実況動画を見ていて)。映画もこういったゲーム要素のある作品なのかな、と思っていたのですが、想像以上に“ドラマ”のある作品になっていた気がします。何度か、主人公が見逃した異変に気付いて「そこ!気づいて!」と突っ込みたくなることもありましたが。あと個人的にゲームの中で一番「怖っ!!」と思った異変が出てこなかったのはちょっと残念。ひそかに楽しみにしていたんですけどね…。

公式サイト:映画『8番出口』
https://exit8-movie.toho.co.jp/

3. ソレは一体何なのか-『右園死児報告』

おそらく多くの人がこんな疑問を抱くのではないでしょうか。
「なんて読むんだ…?」こちら「うぞのしにこほうこく」と読みます。この字の並びからして、もう不穏ですよね…。こちらもカクヨムに投稿された作品で、2024年9月に書籍化されました。

明治25年から続く政府、軍、捜査機関、探偵、一般人による非公式調査報告体系。右園死児という名の人物あるいは動物、無機物が、規格外の現象の発端となることから、その原理の解明と対策を目的に発足した。

カクヨム:『右園死児報告』
https://kakuyomu.jp/works/16818093081705564239/episodes/16818093081706378721

「報告」というタイトルの通り「報告●●号 報告案件 ○○○○ 報告者■■■■■■」という小タイトルに続く“報告”が淡々と記されています。
“右園死児”という謎の存在に振り回される多くの人々、そして政府。まさに“文書”といった無機質な文章がかえってリアルで、実際に起きたできごとの報告書のような気がしてきます。(内容はかなり物騒なのですが)ところが、後半になると雰囲気が一変、突然機械に血が通ったかのように、話が熱く展開していきます。これ、同じ物語…?ネットでよく見る“温度差で風邪を引く”とはこのことかと思いました。

はたして“右園死児”とは?気になる方は読んでみてください。

この3作品、いずれもWebで話題となった作品という共通項がありました。

ホラーもWebから発信される時代ですね。今となっては、あの貞●もパソコンのデスクトップ画面から出てくるのかもしれません。(それはそれでコワイ…)

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