1. トップ
  2. スタッフブログ
  3. KIPのDX支援事例~身近なデジタル化から、さらに一歩踏み込んだ取り組みを支援中~

スタッフブログ

経営相談
掲載日:2023年8月31日

KIPのDX支援事例~身近なデジタル化から、さらに一歩踏み込んだ取り組みを支援中~

KIPのDX支援事例

身近なデジタル化から、さらに一歩踏み込んだ取り組みを支援中

会社概要

当社は主に産業機器向けの板金部品を手掛けています。素材から製品化までの一貫生産体制でさまざまなお客さまのご要望にお応えしています。
お客さまに必要とされる会社であり続けるために、Q(品質)C(コスト)D(納期)を満足していただける体制を整えています。社歴約50年、年商約520百万円、従業員数40名の会社です。

株式会社内田製作所
代表取締役 内田 健一郎
住所
厚木市上依知3021
電話
046-285-1121
株式会社内田製作所ホームページ
https://www.uchida-ss.co.jp/

現状の課題

今後もお客さまに必要とされる会社になるためには、下記の課題があり早急な対応が必要でした。

  1. 受発注システムのOSがWindowsXPのため、システム体制維持に支障が生じる恐れがある。
  2. データの二重入力が散見され、入力ミスが生じるなど非効率な業務体制となっている。
  3. 生産体制の課題を認識しているが、社内で最適な解決策が見出せないので第三者の助言を受けたい。

対策

このような課題を抱えているなか、KIP職員が訪問した際にDX支援アドバイザーの助言を受けるように案内しました。後日、同アドバイザーが訪問しデジタル化についてヒアリングを実施して業務フローおよびシステム体制を確認しました。現システムの改修や要件定義等を必要とする一歩踏み込んだ支援が必要と判断し、KIPの経営アドバイザー派遣制度を利用して、DX観点で全社的な業務フロー見直しと受注請求業務の効率化に取り掛かかることになりました。

支援フロー

支援内容

  1. 業務プロセスを洗い出して現状の課題を把握
  2. 重複管理や属人化している業務の効率化に着手
  3. 現状の業務フローを元に改善後の業務フローを作成
  4. システム一元化に向けた方向性をベンダーに説明
  5. 基幹システムの骨格を形成

効果

  1. 非効率な業務が明らかになり、改善するポイントが明確になった。
  2. 1日あたり1時間程度削減できることが明らかになり、より付加価値の高い業務時間が増加。
  3. 専門家のアドバイスでシステム統合の課題が明確になった。
  4. システム統合指針を定めたことで、ベンダーに提案できるようになった。

一元化のイメージ

今後について

専門家の助言を受けたことで基幹システムの骨格が完成しました。これにより、QCDの更なる向上が見込めるようになりましたので、引き続き専門家の助言を受けながらシステム一元化に向けて取り組みます。

情報をシェア
  1. 前の記事
  2. 一覧へ戻る
  3. 次の記事