中央環境開発株式会社~KIP設備貸与制度利用企業紹介~
本日は、当センターが実施する設備貸与制度を利用する「中央環境開発株式会社」愛川工場にご訪問させていただき、顧問 櫻井伸雄様からお話を伺いました。
中央環境開発株式会社
当社は、建物の壁面や間仕切、天井等で使用される石膏ボードのリサイクル専門業者です。横浜市金沢区に本社を置き、横浜工場(横浜市金沢区)、愛川工場(愛甲郡愛川町)、東北工場(宮城県栗原市)を有しています。※東北工場については、リ・ソー環境有限責任事業組合(中央環境開発株式会社・株式会ソーセキ・株式会リアス)にて事業運営しています。
横浜工場では回収した石膏ボードを石膏粉と紙片に分離する工程を、愛川工場では紙片を製紙原料と廃棄物に分離選別する工程を行っています。
SDGsへの取り組み
当社の主たるお客様は、建設会社、解体業者、中間処理業者、製紙会社、ボードメーカー等とさまざまです。当社が取り扱う廃石膏ボードは、2019年には全国で120万トンを排出し、今後も年々増加する見通しで2032年には200万トンを超える排出量となります(日本石膏ボード工業会発表)。創業以来、当社は中間処理をはじめ、これまで世の中になかったサービスや製品の開発に取り組み、社会的インフラを担っています。そして、当社は、持続可能な社会の実現に向けて、社会課題に積極的に関与しています。
現在、お客様の期待やニーズの多様性、人口減少、地域社会インフラの衰退、気象変動、資源の減少と資源価格の高騰、新型コロナウイルス感染拡大に伴う新しい生活様式等といった変化が加速しています。このような環境下において、当社は社会インフラを担う一員として、社会課題の解決に向けたサステナビリティの取組みをさらに強化します。
公的機関等Award(アワード)
当社は、継続的な経営革新をおこなっており、行政機関等から様々な認定等を受けています。
具体的には、ISO9001及びISO14001取得、平成20年(1989年)度「異分野連携新事業」経済産業省認定、平成27年(2015年)度/令和2年(2020年)度神奈川県「経営革新計画」承認、「かながわリサイクル製品認定(認定番号 第14-6(認定製品名:エコカル)/第15-2(認定製品名:プレデッキ 【商標登録済:商願2015-088570 プレデッキ PRED ECK】)」、令和3年(2021年)度「地方優良事業所」表彰、「横浜市知財みらい企業」平成27年度(2015年)~令和4年度(2022年)認定、令和3年(2021年)度「横浜市SDGs “Y-SDGs”」認定等となります。
お問い合わせください
1999年(平成11年)6月以降、廃棄物処理法の施行令の改正により、廃石膏ボードは一定の設備がある管理型分別処理場でなければ処分できなくなったのはご存知ですか?
廃石膏ボードの処理が必要な方はお気軽にご連絡(TEL 045-773-6030)ください。
会社概要
企業名:中央環境開発株式会社
所在地(本社):横浜市金沢区鳥浜町12番11 カジタビル2F
代表者:代表取締役 太田 敏則
資本金:20,000千円
従業員数:43名
会社設立:1978年(昭和53年)12月20日
業種分類:サービス業(その他の廃棄物処理業)
事業内容:中間処理業・石膏ボードリサイクル
URL:http://www.chuokankyokaihatsu.co.jp/
小規模企業者等設備貸与事業
メインとなる設備の更新や新規事業を行うにあたっての設備投資などを、KIPが支援します。
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