経営相談
掲載日:2020年4月17日
テレワーク時のセキュリティ(端末の保護)
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、テレワークによる在宅勤務を実施する企業も多くなっています。
企業によりテレワークの仕組みや制度は様々ですが、会社で使用しているパソコンや個人のパソコン、スマホ、タブレットなどの端末を利用することになるかと思います。
そこで、注意していただきたいのが情報セキュリティ対策です。
情報セキュリティ対策といっても、端末の保護対策、端末の紛失・盗難対策、安全な接続対策など多数あります。
その中で、今回は何よりもまず重要となる「端末の保護対策」について確認していただきたいと思います。
[ウイルス対策ソフト]
端末へのウイルス対策ソフトの導入は勿論、ウイルス対策ソフト(有効期限の確認)やウイルス定義ファイル等を最新の状態に保つ事がとても重要です。
また、端末がウイルスに感染していないかのチェック(スキャン)を定期的に実施することをお勧めします。
[OSのアップデート]
パソコンであればWindowsやMacintosh、スマホならAndroid、iOSといったOSがあり、バージョンアップのたびに便利に進化していますが、これらのOSには、サイバー犯罪者が狙う脆弱性が残されているのも事実です。既知の脆弱性に対しては、OSメーカーがセキュリティパッチや、改良版へのアップデートを随時提供しています。アップデートの通知がきたら先延ばしせずに、なるべく早く適用するのが基本といえます。
【参考】
IPA(独立行政法人情報処理推進機構) 情報セキュリティ・ポータルサイト
https://www.ipa.go.jp/security/kokokara/measure/