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掲載日:2024年8月 8日
福岡の住吉神社に行ってきました!

神社に行ってきました!
福岡市博多区にある、「筑前國一之宮 住吉神社」へ行ってきました。
この神社の本殿は、国の重要文化財に指定されており、力強さと繊細さが見事に調和したすばらしい建物でした。その圧倒的な荘厳さに心を奪われ、何度も目を離せずにいました。
こうした荘厳な空気に触れると、心が洗われるような気がします。神社やお寺をたまに訪れたくなるのは、日本人の心に深く根づいた「本能的な感覚」なのかもしれません。
雨の中の神社



ところで、日本には約8万の神社と7万7千のお寺があるといわれています。神社も仏閣も、コンビニの数よりはるかに多いのです。
この話を外国人にすると、よくこんな質問を受けます。
「日本人は無宗教者が多いのに、なぜ神社やお寺がこんなにたくさんあるのですか?」と。
ただ、これは言葉の定義の違いによるものです。日本人が「自分は無宗教」と言う場合、その多くはキリスト教やイスラム教のような「唯一の神」を信じる宗教に帰依していないという意味です。しかし実際には、多くの人が神社やお寺を生活の中で大切にしています。日本人の宗教観は、信仰というよりも「文化」や「習慣」に近いものなのです。
もっとも、多くの外国人(特に欧米や中東の方)は、「宗教=神への強い信頼」という考え方を持っているため、こうした日本人の宗教観をすぐに理解するのが難しいことが多いです。
日本人の宗教観は、一見シンプルに見えて、実はとても複雑です。そこには、長い歴史や文化の“クセ”が深くしみ込んでいるのかもしれません。