米国ビジネス勉強会を開催

米国大統領選が注目される中、10月31日に勉強会を開催しました。
大統領選の行方と、その後の米国を中心とした世界経済への影響を先取りしようと多くの皆さまに参加していただきました。

ジェトロ「米国経済の最新事業と進出日系企業の動向」

初めにジェトロさまから、「米国経済の最新事業と進出日系企業の動向」として、米国の最新経済動向と市場の魅力、大統領選の見通し、北米進出日系企業実態調査の3つのテーマでお話をしていただきました。

基礎的な経済状況や指標の説明に加えて、インフレ削減法や半導体産業振興施策等による経済動向、それに伴う市場の魅力を分かりやすく説明いただきました。大統領選の見通しでは、米国ならではの選挙のポイント、有権者の関心事項、トランプ前政権時の通商政策等を改めて振り返りました。

そして、日系企業実態調査では、詳細な調査結果を説明いただき、賃金上昇や人手不足など雇用面に根強い課題があることが理解できました。

参加者からは、具体的数値の提示やわかりやすい解説で、米国の情勢と大統領選の見通しを理解できた、米国経済の現状や強さを改めて把握できた等々、高い評価をいただきました。

相模原 組紐メーカー(株)イノウエ「進出企業による事例発表」

続いて、実際に米国市場への販路開拓に取組まれている相模原の組紐メーカーの(株)イノウエさまに、実体験をお聞きしました。

特殊な製品であること、日本での常識が通用しないなど、中小企業が大市場に挑む具体的な方法や状況、苦労等の実体験をお聞きし、参加者である中小企業の皆さまの共感を得ていました。

この先、トランプ政権によるさまざまな政策や経済動向はまだ見通せませんが、KIPでは世の中の状況を見極めてタイムリーな事業を行っていきます。