こんなことを行っています～神奈川経済貿易事務所(大連)～

神奈川経済貿易事務所（大連）の取り組みについて

神奈川経済貿易事務所は、1983年に神奈川県と中国・遼寧省が友好提携を結んだことをきっかけとして、1990年に大連で初めての日本の自治体事務所として開設しました。

本日は、そんな大連事務所の取り組みについて、一つの事例をご紹介します！

先日、支援したのは、県内の食品メーカーA社。
自社商品（最終消費者向け）を中国で販売したい！けれど実際にどの程度需要があるのかが分からないとのこと。早速、大連事務所はA社から商品サンプルを取り寄せ、現地でのニーズ調査を行いました。

今回は、大連市内や瀋陽市内に数百店舗を有しており、遼寧省内で唯一の日系コンビニエンスストアを展開しているL社にサンプルを持参し、商品開発に関わられている担当者の方に直接ヒアリングを行いました。

結果、A社商品の具体的なフィードバックだけでなく、中国の食習慣、味の好み、今売れている商品、流通上の留意点などなど…中国でビジネスを行う上での貴重な情報をたくさんいただくことができました！

例えば、味の好みとして「ドリアン味」を好む方が多いそうです。中国では、季節によってちまきを食べる文化があり、ドリアン味のちまきを販売したところ、なんとドリアン味から売れていったとのこと。日本ではあまり考えられないですね…。

いかがでしたでしょうか？
このような業務を調査会社に依頼すると費用が数十万円かかる場合もありますが、大連事務所で対応できる範囲の調査であれば、もちろん費用はかかりません。

大連事務所には、日本人スタッフが2名と中国人スタッフ1名が常駐し、県内企業さまの中国進出や販路拡大等のご相談をいつでも受け付けています。お気軽にお問い合わせください！

大連・神奈川経済貿易事務所
TEL: (+86）411-8230-1906
E-mail:dalian@kipc.or.jp