海外進出
掲載日:2024年6月14日
神奈川沖浪裏・・・そうだったんだ
神奈川沖浪裏・・・そうだったんだ
外国からのお客さま用に買った「神奈川沖浪裏」の額。説明のために少し調べてみました。
※葛飾北斎「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」
「神奈川沖浪裏」は、葛飾北斎の名所浮世絵揃物『富嶽三十六景』全46図中の1図。「凱風快晴」「山下白雨」と合わせて三大役物と呼ばれる同シリーズ中の傑作で世界に知られている代表作
「神奈川沖」の場所はどこか
グレート・ウェーブと呼ばれる葛飾北斎の有名な作品。デフォルメされた大波に揉まれる3隻の船。悪天候でも出港する特急便で、近郊から江戸に鮮魚等の食料品を運んでいた船だそうです。
「神奈川沖浦浪」という題名から、勝手に「相模湾」が描かれているのだと思っていましたが、それは違っていました。
神奈川は、「神奈川宿」のことだそうで、今の神奈川区辺り。富士山の見え方から分析すると、木更津方面から見た「本牧沖」だそうです。
北斎は実際の風景を描こうとしたわけでないので、船の進む方向など疑問点もあるようですが、まあ細かいことは言わずに見て楽しんだ方が良いのでしょう。