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事業承継
掲載日:2023年6月 5日

うちの会社っていくら?

うちの会社っていくら?

中小企業の皆さまから「うちの会社っていくら?」といったご相談があります。

M&Aにおける企業価値評価のアプローチは、

    1. インカムアプローチ
    2. マーケットアプローチおよび
    3. コストアプローチ

の3つに大別されます。

インカムアプローチ

インカムアプローチとは、評価対象企業から将来獲得することができる利益、あるいはキッシュフローに基づき、価値を評価するもので、主な評価手法に「ディスカウントキャッシュフロー法(DCF法)」などがあります。

マーケットアプローチ

マーケットアプローチとは、上場している同業他社や類似の業界とを比較することにより相対的な価値を評価するもので、主な評価手法に「類似会社比較法」などがあります。

コストアプローチ

コストアプローチとは、評価対象企業の純資産額から株式を評価するもので、主な評価手法に「時価純資産法」などがあります。

このうち、中小企業のM&Aの企業価値評価法は、1のDCF法、3の時価純資産法に大別され、実態上、3の時価純資産法が多く用いられています。

神奈川県事業承継・引継ぎ支援センターでは、資産および負債を時価評価することにより時価純資産を求め、これに過去2~3年間の経常利益(または、営業利益)の平均(営業権)を加えたものを「企業価値」とする一般的、簡易的な試算方法をお示ししていますが、税務上の株式評価方法との差異が生じる場合もありますので、詳細は、税理士や公認会計士へ依頼することをお勧めします。

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