海外進出
掲載日:2020年7月20日
【大連便り(2)】
7月上旬、EMSの日本⇒中国輸送が再開となり、7月中旬から日本航空の成田⇔大連便が週1便から2便になると発表がありました。
2月頃から昨今の日本への物流事情(大連⇒日本)について、日系物流会社に聞きました。
「2月は新型コロナウイルスの影響が大きく、一部の常例的に行う作業を除いて作業が停止。また、コロナ禍で訪問営業が難しく、客先動向がつかみにくい状態だった。3月から5月にかけて、マスクの輸出で何とか作業は有り、海上輸送は通常通りで有ったにも拘らず、急ぎのためか、その頃は航空便がパンクした。同時に日本側ではコロナの影響が出始め、日本側の工場が停止したり等で、通常作業がますますなくなった。
6月からはやっと営業活動も再開することができた。海上便や国内トラック便等はもとより影響が少なく、航空便も通常に戻ってきたが、世界中でコロナ禍が未だに終わらず、また米中貿易戦争の激化で、未だに先が見えない状況となっている。」との事です。
また料金については、海上輸送と国内トラック輸送は、コロナ前も、コロナ期間中も、現在も料金の変化なし。航空便は、コロナ期間中は1.2~1.4倍値上がりし、現在も値上がりが続いているそうです。
(写真は、中国から日本へ運ばれる医療物資の積み込み作業)