1. トップ
  2. トピックス
  3. 令和4年1-3月期 中小企業景気動向調査結果

トピックス

お知らせ
掲載日:2022年3月16日

令和4年1-3月期 中小企業景気動向調査結果

業況DI は1.1 ポイントの低下

公益財団法人神奈川産業振興センター(KIP)では、四半期ごとに県内中小企業の景気動向等を把握するため、県内中小企業2,000社を対象とした「中小企業景気動向調査」を実施しています。令和4年1-3月期の調査結果がまとまりましたので、ご報告いたします。

要 旨


1. 総合の業況DIは、前期比1.1ポイント低下の▲39.3となりました。経営状況では、売上DIは前期比18.0ポイント低下の▲36.5、また、採算DIは同10.1ポイント低下の▲39.8となりました。


2. 業種別の業況DIでは、製造業は前期比1.5ポイント上昇の▲24.3となりました。中分類では、一般機械は同7.7ポイント上昇の▲13.2、電気機械は同6.9ポイント低下の▲23.6、輸送用機械は同2.8ポイント低下の▲39.6となりました。建設業の業況DIは、前期比9.5ポイント上昇の▲7.3となりました。商業・サービス業の業況DIは、前期比5.1ポイント低下の▲55.9となりました。中分類では、卸売業は同2.9ポイント上昇の▲45.2、小売業は同3.0ポイント低下の▲63.1、飲食店は同21.3ポイント低下の▲84.8、サービス業は同4.8ポイント低下の▲35.1となりました。

3. 今後の総合の業況DIを見ると、3か月後は現在比4.1ポイント低下の▲43.4、半年後は同2.0ポイント上昇の▲37.3を見込んでいます。


4. 企業からは、「原材料費の値上げにより、受注単価の割合が材料費の方が多く、加工費確保ができなくなってきている」「リーマン後に匹敵する悪さになってきた」「オミクロン株の感染拡大により、飲食店の仕入れが減少し、取引先の売上高が減っています。3 月頃までは厳しい状況が続くと思います」などの声が聞こえました。 

バックナンバーはこちら

情報をシェア
  1. 前の記事
  2. 一覧へ戻る
  3. 次の記事