講義目的と概要

クルマのCASE化が加速しつつありますが、特にEV化により車両重量が200～400kg増加すると言われています。その対応策として各自動車会社は材料置換による車体や部品の軽量化を進めています。
材料置換には、鉄の中でも強度の高いハイテン、ホットスタンプなどのウルトラハイテンの他、アルミ、樹脂、チタンなど、さまざまな材料への変更が進められています。
異種材を接合する場合、従来の接合工法や条件では対応できないケースも多く、今後のリサイクル動向として易解体性も検討する必要があります。
今回は、最近の異種材と接合技術の動向について、事例を交えながら分かりやすく講演いただきます。

内容

1. 自動車車体における材料動向
2. 車体の接合工法（スポット溶接、機械的接合、レーザー接合、接着）
3. 中小企業へのニーズ技術中小企業様に期待される技術

講師

　日産自動車株式会社
　車両生産技術開発本部 生産技術研究開発センター 主管 渡辺 由布 氏

シラバス

チラシ

自動車部品サプライヤー向け専門技術講座_第9回目（PDF）

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