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【Q 7】試作品の費用負担

【Q 7】

A社(資本金2億円)は、B社(資本金15億円)から製品の部品の製造委託を受けていますが、商品化を予定した製品の試作品の製作を依頼されました。
当社は苦心の末、試作品を納品しましたが、その部品の製造は他社に委託され、結局試作品の費用も支払ってもらえませんでした。
B社のこのような行為は下請代金法に違反しないのでしょうか。

【A 7】

A社とB社の取引は「製造委託」に該当し、B社の資本金は3億円を超え、A社の資本金は3億円以下(2億円)であることから、下請代金法の資本金基準(3億円)を満たしており、下請代金法が適用されます。
本事例では、A社が試作品を納品したにもかかわらず、その代金を支払ってもらっておらず、下請代金法の「支払遅延」(法4条1項2号)となっていると考えられます。また、A社は、無償で試作品を作らされたことになるので、「不当な経済上の利益提供」(下請代金法4条2項3号)に該当するおそれもあります。
B社に対し、このような行為は、下請代金法に違反することになるので、見直してもらうよう交渉してはいかがでしょうか。


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